加湿をすると花粉やウイルスの拡散が防げる訳
巷では加湿をすることで家の中での花粉やウイルスの飛散を防ぐことが出来ると言われている。悠太朗家も超音波式加湿器をフル回転させて頂いている。
私は脳死で
「水分が多いとくっついて沈むんだろうな」
と思っていたが、よくよく考えてみると水蒸気は気体であって、水滴(液体)ではない。これはどういうことかというと、気体状態の水分子が花粉やウイルスにまとわりつくのはあり得ないのでは、ということである。(間違ってたらゴメンナサイ)
ではなぜ加湿に微粒子飛散防止の効果があるのか、自分なりに考えてみた。
まずよく勘違いされていることだが、湿度が高い空気塊は湿度が低いそれに比べて軽い(密度が小さい)。なぜなら水分子の分子量は18、酸素分子、窒素分子の質量はそれぞれ32, 28だから。すると空気中を漂う微粒子に作用する浮力は湿度が高い方が小さくなる。つまり高湿度条件下では微粒子は重力方向に落下しやすい。
これがどれだけの浮力が変化するのか、計算が面倒だったのでやっていないが、粒子が小さいほど浮力減衰効果は増大すると思われる。